建築土木の道へ！　学び、決意した高校時代

昨年、高校を卒業後HK企画に入社した諌山さん。まだどこか、あどけない笑顔が印象的な19歳です。幼い頃から、なりたい自分をうまく想像できずにいたという諌山さんですが、元々ものづくりが好きだった事から地元の日田林工へ入学。建築土木科の土木コースへ進みました。
「昔から木材で本棚をつくったり、何かをつくることが好きでしたね。在学中は、建築だけでなく測量機器を使った実習など、幅広く学びました」。
諌山さんの可愛らしい雰囲気からは想像に遠い建築土木の道ですが、とても面白かったと充実した高校生活を振り返ります。

就活を迎えた頃、日田を離れることも頭を過ったと言いますが、当時18歳だった諌山さんには急なひとり暮らしに不安が隠せなかったといいます。
「色々考えて日田で働くことを決めましたが、ずっと同じ場所にいると、自分自身が成長できないのではないかという想いもありました」。
そんな時に出会ったのが現在働くHK企画。広島や大阪に支店があり、業務内容も全国各地であることを知りました。ここなら他県で経験も積めることと、自分の学んできたことが活かせるのではと決意を決めました。

現場から事務まで、多くの経験を重ねなりたい自分へ

入社1年目は、６人の同期たちと各部署の業務をひと通り経験。現場から事務業務まで、様々なことを学んだといいます。中でも印象に残っているのは、トンネル点検。現場での点検業務が一番楽しかったと笑顔をみせます。
「それまで具体的な夢が見つからなかったのですが、高校の時に色んな勉強をする中で、道路関係の仕事がしたいという夢を初めて持ちました。だからこそトンネル点検は嬉しい経験でしたね」。
現場を経験し、何かをつくることの大変さを身を以て知ったと話す諌山さん。また、外部の業者さんと接する中で「ありがとう」のメールをもらった時は本当に嬉しく、自分の仕事に大きな達成感を感じるといいます。

今年から基礎調査部に在籍し、先輩に付いてCADなど新しい業務を学ぶ毎日。土砂災害の際に使うハザードマップの作成を目的とした業務に取り組んでいます。いざという時に人々の命を守る仕事に携わることで、日々責任感も大きくなるのではないでしょうか。HK企画はアットホームで、働くことが楽しいという諌山さんの目標は、現場も事務も卒なくこなす先輩女性のようになること。
「様々な業務をさらりとこなす姿は、リスペクトのひと言。私も早くあんな先輩になりたいですね」。

まだ19歳の彼女の瞳には、キラキラと輝く未来がありました。なりたい自分を目指し、努力を重ねる諌山さんのこれからがとても楽しみです！

地元・日田で働く魅力

日田に生まれ日田で育ちましたが、日田には自然がいっぱいあって暮らしやすい環境だと思っています。また、今はひとり暮らしをしているのですが、実家が近くていざという時に助けを求めやすいのは有り難いなと思っています。

学生さんへのメッセージ

学生の間は多くのことにチャレンジしてほしいと思っています。例え結果が中途半端になってもいいので、やりたいと思ったことに挑戦することで、自分の本当に好きなことが見つかるのではないでしょうか。失敗を恐れず、何でもやってみることが大切だと思います。あとは資格取得も、今のうちにできるだけ取っておいた方がいいと思います。私も働く上で必要な「測量士補」や「小型車両系建設機械特別教育」の資格なども取得したかったのですが、部活動の大会と受験日が重なったりなどで、当時は取れませんでした。今しかない時間を有意義に使って、未来の自分へつなげて下さいね。