アルバイトから始まった運命の出会い

幼い頃から両親の仕事の都合で関東から九州まで、様々な土地で過ごしたという松本さん。
高校卒業後、心理学の勉強ができる大学を求めて大分へ。福祉健康科学部を専攻し、心理学にまつわる多くのことを学びました。
「子どもの頃から人の行動って不思議だなと感じることが多かったんです。ひとつの行動で、考えが変わる様子を面白いなと思うような子どもでしたね」。
また、子どもの頃から運動神経抜群だったという松本さんは、バスケや野球、ハンドボールなど複数のサークルで活躍。多くの友人にも囲まれ、大分での生活を楽しみながら辿り着いたのが現在働く「株式会社ダイレクトマーケティンググループ」でした。

「在学中ずっと居酒屋でバイトしていたのですが、ちょっと違う仕事もやってみたいなと思ってダイレクトマーケティンググループを選びました」。
初めてのコールセンターの仕事でありながら、スムーズに働くことができたと松本さん。サービス業の経験がコミュニケーション能力を育んだこと、人の心に寄り添う心理学を学んだことが、この仕事にも活きたのかもしれないと当時を振り返ります。
「でも一番大きかったのは、会社の風通しの良さでした。女性が圧倒的に多い職場ですが、みんな仲が良くて人間関係の良さや家族のような雰囲気に驚きました」。

自分らしく働ける喜びを胸に

取材時も明るく、初めて会ったとは思えないほどの話しやすさを感じる松本さんのコミュニケーション能力の高さ。会社の雰囲気にすぐに打ち解けられた理由は、接客業の経験だけではなく生まれ持った性格も後押しになったのではと問うと、実は子どもの頃は生真面目で、人見知りだったという松本さん。
「昔はめちゃくちゃ人見知りだったんですよ。でも大学で沢山の人に出会い、良い意味で頑張らなくてもいいことを知って、自分自身の考え方も大きく変わったのかなと思っています」。
多くの人との出会いから、人と接することの楽しさやポジティブな思考を知ったといいます。そんな松本さんの笑顔は職場を明るく照らし、コミュニケーターとしても経験を重ねてきた頃、転機が訪れました。
「正社員として働いてみないかという声をいただきました。本当に職場の雰囲気も良くて、働きやすい環境にあったのですごく嬉しかったですね。即決でした（笑）」。
まさか自分がという気持ちもありながら、自分らしく働ける空気感は他にはないと入社を決めたといいます。

キャリアアップのその先を目指して

2024年で3年目を迎える松本さん。現在はコミュニケーターとしての電話業務はもちろん、データ入力作業やエスカレーション※対応も担当。他のコミュニケーターがお客様との対応に困った時は松本さんが対応するなど、管理業務も増えてきたといいます。

※エスカレーションとは、何らかの問題が発生したときに上司に相談して判断を仰いだり、対応をゆだねたりすること。

「今までは自分がエスカレーションする立場でしたが、今は逆の立場になりました。責任は大きいですが新しい業務の楽しさを感じていますし、着実にスキルアップしている実感があるので、やりがいのある仕事だと思っています」。

アルバイトから始まり、日々成長を重ねながら管理業務を任されるまでになった松本さん。自分では対応できないことや様々なルールもある中で、これからは自分自身がもっと上に立って色んなことを変えていける立場になれたらと笑顔をみせます。どんな人とでも温かな空気感で接することができる松本さんなら、その日も遠くないと感じます。若きリーダーが活躍する姿を楽しみにしています！

大分で働く魅力

長崎にいた時は分からなかったのですが、大分はグルメの多い街。とり天やふぐ、美味しいものが沢山あることを大分に来て初めて知りました。今では、どんな料理にもカボスをかけて食べるようになりました。すだちではなく、すっかりカボス推奨派です♡
また、海や山も多く自然も多いですし、お猿さんとも触れ合います（笑）。豊かな環境の中でオンとオフの切り替えもしやすい事は、大分の大きな魅力なのではないでしょうか。

学生さんへのメッセージ

就活は実際に多くの人と接し、色んな思いをするので辛いこともあると思います。そんな時に、自分の心の拠り所になる場所を一つ持っておくことが大切だと感じています。例えば家族や友達など、自分を応援してくれる存在があると心強く頑張れるのではないでしょうか。また、私のように学生時代にアルバイトをしている中でも、人生の転機は訪れます。どんなところにもチャンスやご縁はあるので、それを逃さないようにしてほしいなと思っています。皆さん、頑張ってください！

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