就活をしていると「私って何になりたいんだっけ？」とか「何を目標に働くんだろう」とか、そもそも「働くっちなんなん？」と、壁にぶつかるときがくるはず。そんな時は悩むよりも、経験した“パイセン”から話を聞くのが一番の近道かもしれません！

今回は、就活コミュニティ「BOND OITA」が、学生と若手社会人の交流会を開催するという話を聞きつけ、潜入してきました！
「思った通りの道に進めた？」「留学経験や資格は必要だった？」「転職を考えたことがある？」など、働くパイセンがロールモデルとなり、企業選びのヒントにつながるトークが繰り広げられました。
その様子を、イベントの裏側も含めてレポートしていきます！

BOND OITA事務局と、運営に携わる学生メンバーが早めに会場に入って準備。ファシリテーター担当は台本を最後までチェックしたり、受付担当は配布物の準備をしたり、大忙しの様子。

準備も整い、受付OPEN！
続々と参加者が集まってきました。皆さんがリラックスして参加できるように、和やかな雰囲気をつくっていくのも運営メンバーの腕の見せどころです！

BOND OITAメンバーにインタビュー！

田城 佑衣さん（今回のファシリテーター担当）
日本文理大学４年生

私はすでに就職先が決まっていますが、社会人に必要なファシリテーターのノウハウを学びたいと思い、BOND OITAに参加しています。
今回は司会用の台本をメインで担当しました。準備は本当に大変だったのですが、ファシリテーター担当の３名で時間をつくってミーティングを重ねてきました。タイムスケジュールを把握しながらしっかり進行しつつ、トーク力を身に付けられるように頑張ります！

岡田 裕（ゆたか）さん　
大分大学３年生

今まさに就活中で、つい最近までインターンに行っていました。実は積極的に周りの人にかかわっていくことが苦手なタイプで…。ですが、それを克服すべく、今回はグループトークで皆さんの緊張をほぐし、聞きたいことや話したいことをうまく引き出せるようなサポートに徹します！
自分の将来を思い浮かべながら、皆さんと一緒にパイセンにたくさん話しかけたいと思います。

目からうろこ！「働く」って、三者三様

今回の交流会は、３名の社会人のパイセンをゲストスピーカーに招き、前半では質問形式のコーナー、後半はパイセンに直接話を聞くことができるグループトークコーナーの２部構成。仕事や職場の人間関係、学生時代のことなど、遠慮は無用、話をぐいぐい聞いていきました。

ゲストスピーカーのパイセン

情報通信業　社会人２年目　
だいごりん（薬師寺 大瑚さん）

就活は主に東京で150～200社を受ける！…が、わけあって大分県に戻って就職することに。入社した会社にほれこみ、充実の日々を過ごしているとのこと。人事・教育などを担当。

官公庁　社会人１年目　
ぴかりん（古川 光さん）

象が大好きすぎて、象使いの免許を取りに行ってしまったパイセン。学生時代はサークルとボランティア活動に積極的に取り組んでいたそう。就活では、起業するか就職するかの二択で迷ったそう。

人材支援業　社会人４年目　
ありちゃん（花田 有里紗さん）

長年の夢をかなえて理学療法士として神奈川県の病院に就職。のちに大分県に戻り、人材支援の会社に転職。その経緯にも「働くっちなんなん？」という疑問が人生の大きな岐路になったそう。

そうです、今回はパイセンが働く企業名はシークレット！
会社の名前にとらわれずに、純粋に「働きがい」について話を聞いてもらいたいという運営サイドの想いが込められた企画です。新しい試みにワクワクします！

「life」「work」のジャンルでピックアップされた質問を選び、それに対してゲストスピーカーが答えるスタイルでトークが進みました。

• 今の職に就くことになったきっかけ
• 進路を考えるうえで大事にしたこと
• 学生のうちにこれはやっておけ！
• 休みの日は何をしていますか？
• 就活にも生かせるおすすめスマホアプリ

…などなど、素朴な疑問から切実な悩みまで、どんなことにも丁寧に答えてくれたパイセンたち。夢に近づくためのコツや上司とのコミュニケーションの取り方といった、実際に社会に出なければわからない話がどんどん飛び出します。未知の世界に興味津々で話に聞き入る学生さんたちの表情は真剣そのもの。

パイセンからの回答の一つ一つに、ファシリテーターの３名がしっかり話をまとめてコメントを挟んでいきます。心地よい緊張感を持ちながらスムーズに会が進められている様子。前回受講した「ファシリテーター養成講座」の成果が出ていました！

第２部はグループにわかれてテーブルごとにパイセンを囲んでトーク。

愛猫の話、大好きなグッズのことを語るテーブルがあれば、パイセンが経験した就活の本音トークに耳を傾けるテーブルも。それぞれのテーブルでざっくばらんに会話を楽しみ、時には将来の不安をぶつける真面目トークもあり、屈託のない話で盛り上がりました。

パイセンからたくさんのリアルなエピソードを聞くことができ、就職に対して今までと違う価値観が芽生えた人、改めて自分の夢に向かって背中を押された人、働くとはいったい何なのか、参加した大学生それぞれがいろんな刺激を受け、自分の将来に置き換えて考えることができた有意義な時間になったのではないでしょうか。

学生と企業をつなぐBOND OITAのプログラムはまだまだ続きます。就活のこと、大分県の企業のことについてもっと知りたい！という学生の皆さん、ぜひBOND OITAのHPやSNSをチェックして、友だちと一緒に参加してみましょう！