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おおいたをたのしむ

2025年05月09日

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ
「海辺の町 Blanche.」

新緑がまぶしいドライブにぴったりな季節がやってきました♪ 大分は山も海も川も高原もあり、どこに出かけても最高の時間が楽しめますよね。今回は県南ドライブで立ち寄るのにぴったりな、海辺の町にある雑貨店をご紹介します!

宝探しのようなひととき

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」 佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

佐伯ICから車で約15分。静かな路地を進むと、ふと現れる「海辺の町 Blanche.(ブランシュ)」と書かれたシンプルな看板。知っている人だけがたどり着ける、まるで秘密の隠れ家のような佇まいです。一歩足を踏み入れると、その空間は絵本の中か、はたまた子どものころに見たジブリ映画のような、不思議でどこか懐かしい世界が広がっています。

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」 佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

天井から降りそそぐように吊るされたドライフラワーと、レトロな照明のやわらかな光に出迎えられると、その先には観葉植物やアクセサリー、インテリアに取り入れたくなるビンテージな雑貨の数々…。ずらりと並ぶ商品に思わずテンションが上がってしまい、店内を何周も歩き、足を止めながら一つ一つをじっと見入ってしまいました。Blanche.は、どこかに“宝物”が隠れていそうな、そんなワクワク感がいっぱいの雑貨店です。

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

このお店を一人で切り盛りするのは、佐伯市鶴見町出身のオーナー、塩月 友香里さん。
「レトロなものや古いガラスのコップなどが昔から大好きで、自然と集めるようになっていました」と塩月さん。
「これからは自分の“好き”をかたちにしたい」と、結婚・出産を経て、子どもさんが少し大きくなったタイミングでネットショップから雑貨の販売をスタート。縁あって空き店舗を紹介してもらったことをきっかけに、現在の場所でBlanche.をオープンして3年が経ちました。
店名の「Blanche.」は、フランス語で“白”という意味。「家の目の前が海だったので、“海辺の町”という名前を添えました」と話す塩月さん。爽やかさと、優しくてどこか夢見るようなかわいらしいお店の雰囲気にぴったりです♪

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」 佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

誰でも気軽に楽しめて、癒される空間づくりを大切にしているBlanche.が取り扱う雑貨は、アンティーク調のインテリアや日用品、ハンドメイドのアクセサリー、アパレル、そして塩月さんが手作業で束ねたドライフラワーのブーケなど。レトロで温かみのある商品が並びます。

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特に人気なのは、大分県内の作家さんによるアクセサリー。ピアスやイヤリング、リングなど、その多くが一点もので、塩月さんのセンスによってセレクトされています。
「これ、絶対うちのお客さまが好きそう!と思って選ぶのが楽しいんですよね」と塩月さん。直感を大切にしてBlanche.に迎えた商品を、実際にお客さまが手に取って「これかわいい〜!」と笑顔になってくれる瞬間が、塩月さんにとって一番のやりがいを感じているとのこと。
「うちのお店は、お客さま皆さん長い時間過ごしていかれるんですよ。最長2時間いた方もいて、店内に椅子を置こうかなって思ったこともあります(笑)」と塩月さん。Blanche.には買い物だけではなく、塩月さんとの会話を楽しみに、ふらりと癒されに来る常連客も多いのだとか。

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

「古物が好きな方とはその魅力についてゆっくり語ったり、プレゼント選びの相談にのったり、いろいろと雑談しているとお話もついつい弾んでしまって。しゃべって、笑って、スッキリして帰るお客さまがけっこういます」。
ついゆっくりすごしてしまう空気感がBlanche.の魅力を深めているのかもしれません。

季節のギフトにおすすめのグッズも揃う

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

季節に合わせて店内のレイアウトや商品もがらりと変わるため、訪れるたびに新しい発見があるBlanche.。取材にうかがった時期は桜をテーマにした雑貨や、ピンク系のドライフラワーのブーケが多く取りそろえられていました。歓送迎用のギフトにぴったりなアイテムも勢ぞろいし、春の雰囲気に包まれていましたよ♪ 寒い時期にはホットドリンクのギフトやブランケットなども人気で、心まで温まるアイテムが集まるそう。どの季節も塩月さんのお眼鏡にかなった商品がピックアップされているので、何度訪れても、そのたびにかわいいグッズに心が和みます♪

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

古物雑貨好きにはたまらないかわいさ♪

Blanche.の特徴でもある、味のあるレトロな古物雑貨の買い付けは、市場やネットオークション、時にはお客さんからの買い取りなど、多岐にわたるそう。とにかく塩月さんが“かわいい”と思ったものを、その目で選び抜いて店頭に並べています。

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

「最近では、いろんな雑貨屋さんをめぐっている方が、ここも目的の一つとして足を運んでくださる方が増えてきました。そんな方たちが“品ぞろえがほかのお店とちょっと違うね”と言ってくれるのがすごく嬉しいです」と塩月さん。決して流行に流されない塩月さんならではの感性が、Blanche.のカラーをつくっています。

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

雑貨に囲まれる時間を楽しんで

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」

「いつか海外に仕入れにも行ってみたいです。アジアでもヨーロッパでも、好きなジャンルのアイテムがあればどこへでも。雑貨の幅も広がるし、夢ですね」と塩月さんが語ってくれました。訪れるたびにいろんな雑貨が並ぶBlanche.には、日々の忙しさから解放してくれる“ときめき”や“癒し”を届けてくれるような時間があります。
ちょっぴり非日常を味わいたい、そんな気分の日には、ふらっとドライブがてらBlanche.へ。お気に入りの一点を見つけるもよし、プレゼントを選ぶもよし、のんびり雑貨に囲まれて過ごすもよし。宝探しのような楽しい時間が、あなたを待っています。

佐伯で“かわいい”を探すドライブへ「海辺の町 Blanche.」
海辺の町 Blanche.
〒876-0842 大分県佐伯市中ノ島東町1-30
TEL:070-8473-2964
https://www.instagram.com/blanche._umibe_no_machi/

WRITER

  • 牧 亜希子
  • 牧 亜希子記事一覧

    planner/writer。特に大分県の観光情報が得意な自称「勝手に大分県の魅力案内人」。友人からのリクエストで旅行プランを立て、アテンドすることも。 特技/取材や撮影に行くことが多いにもかかわらず、「超」が付くほどの雨女。私の行き先ではかなりの確率で降らせます。取材先の皆様、ご了承くださいませ。

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