おおいたではたらく
2017年10月13日
株式会社 アーネット代表取締役
- 業種
- 情報通信業
https://favoita.com/companies/246
ITやWEBといった言葉は社会に浸透し、その技術を使わなければ生活も仕事も成り立たない世の中、といっても過言ではない今日この頃。また、そうした世の中に一気に変わってしまった。そんな印象ではないでしょうか? その陰には、技術者達のドラマがたくさんあるのでしょう。そのドラマに身を投じて、未来を創る仕事ができるというのも、魅力的ですね。今回はそんな移り変わりの激しい業界にあって、変化と成長を続ける現場にお邪魔しました。
社長インタビュー
- 企業名
- 株式会社 アーネット
- お名前
- 佐田 孝博(サダ タカヒロ)
- 役職
- 代表取締役
『株式会社アーネット』は2002年に有限会社アーネット・プランニングとして設立し、社名からもわかるかもしれませんが[art+net]ということで、当初はwebサイト制作を主に行っていました。私は、学校でも就職先でもシステムに携わっていましたし、独立前にいた会社でもシステムの営業を行っていましたのでシステム畑の人間でした。しかし、起業した頃はちょうどどの企業もwebサイトを制作し始めている時期でしたので、そこからスタートしたのです。
宇佐出身で、大分市内の学校を卒業後、東京でシステム系の仕事をしていました。3年ほど働いた後、大分へUターンして、前職の仕事に就いていました。起業してからも慣れ親しんだシステムの仕事に取り組みたいと考えていましたが、なかなか人材が揃わず業務システムの受託開発に取り組め出したのは、起業から3年後でした。現在はwebサイトの制作が0になったかといえば、そうではありませんが、ソフトウェアの設計・開発・保守、組込みシステム設計・開発・保守、企業向けネットワークの設計・構築・保守、IT技術者派遣が主な業務になっています。今もそうですが今後はさらに、システムの重要度が増してきます。常に新しい技術が出てきては、古いものが消え…イタチごっこの世界ですが、追いついていかなければなりません。弊社サイトに『行動指針』を掲載していますが、それよりも前に、大切にしているポリシーは『お客様に喜びと安心を提供する』ということです。お客様の喜ぶ顔のために仕事に取り組む。依頼主様に最善の仕事を提供する。それが弊社の根幹です。
我々の仕事は、依頼主様から依頼を戴いて初めて発生するものではありますが、受け身ではダメだと思っています。主体的に動き、お客様のオーダーをどう考え、どう動くのか? 自分がその仕事の主人公になって考えて欲しい。そう思います。そうすることで、腑に落ちるというか、その仕事がどういうものなのか、その仕事の必要性など、より深い理解を得られると思います。そうなれば、質の高い仕事を行うことができるようになるはずです。そうしていると、納得のいく仕事もできるでしょうし、仕事に対する満足度も高くなると思います。
来年3月卒業予定の学生3名に内定を出しています。2人は県内、1人は県外の学生さんです。これからのことを考えると人材確保は非常に重要なファクターです。特にエンジニアの採用は積極的に行わないとならない状況です。もちろん、営業力のUPも会社としての課題でもあるので、営業人員の採用も進めていきたいと思っています。これからのことを考えると、今までのビジネスモデルは縮小していくだろうと思います。新しい時代を担う人材が必要です。学校で習うスキルだけではなく、社会性や人間性を磨いて欲しい。我々はそうした部分を大切にしています。そうした土壌の上に仕事のスキルが育っていくのだと思っていますから。ですから、学生時代は勉強だけじゃなく、一生懸命、夢中になれるものを見つけて欲しいと思います。熱中できるものって大事だと思います。アーネットは、私が言うのもなんですが、風通しがよく楽しい会社だと思います。社員は私のことを社長ではなく『サダさん』って呼びますしね。
- 企業データ
- 株式会社 アーネット
WRITER
- 嶋山 哲史記事一覧
上京する仲間を見送り、彼らより充実した仕事、暮らしをココ(大分)で叶えると誓った20代。寝る間も惜しんで働き、遊んだ20代。下積み活きてきた30代。あっという間に40代。一所懸命生きていると自ずと自分の道が見えてくる…? しんけん働こう。