おおいたをたのしむ
2017年07月31日
ハイヒールで魚を狙う。
大分といえば釣り!
というのは大げさですが、大分ではよく釣りをしているの見かけますよね。
大分にはメジャーな釣り場だけで、150以上もあるそうです!
海水浴シーズンもやってきましたが、
大分の海は泳ぐだけではもったいない!
あのローラも釣りなしでは生きられないというほどだし。これは、やってみなくては。
まずは道具をゲット。
はじめはコストを抑えたいので、100均で必要そうなものを調達!
(100均の品揃え、改めてスゴイ。)
とりあえず狙いはアジと心に決めていたので、釣竿を2本と、パッケージに「アジ釣」と書かれた針、餌をいれるカゴも購入してみました。締めて400円!
これで釣れたら儲けもんですね。
100円とはいえ、はじめての釣竿は、なんだか愛おしくもあります。
餌をもとめて釣具屋さんに集合!
道具は買ったものの、何の餌を買えばいいのかわからない!
そもそも釣り方もわからない!
どこで釣ったらいったらいいかもわからない!
ということで、釣り好きの友人KさんとSっちくんに付き合ってもらうことに。
集合場所は40m沿いの釣具の山下。
餌は、ジャンボとよばれる小さなエビがブロック状に固まったものと、針に直接つける海老。予備の針と、ジャンボをいれるカゴ(100均でかったものよりサイズ大きめ)。
そして、魚を新鮮なまま持ち帰るための大きな氷も3つ購入しました。
この後、コンビニで水分と小腹対策のお菓子を購入して、いよいよ釣り場へ!
長丁場になるので、最後のコンビニでトイレを借りておくことをおすすめします!
期待は最高潮。
到着したのは、日曜日の朝8:30。
私にしては早い時間のつもりが、すでに家族連れやカップル、お一人様も含め20組弱!
いやがうえにも「釣れちゃう」期待が高まります。
釣りデビューの場所は、初心者にも安心の大在埠頭。
釣り場に車がつけられるので、楽チン!子供連れが多いもの納得です。
そして、この時の私は、釣れる気しかしていませんでした。
ご自慢の釣竿を披露。
さっそく釣竿を取り出し、糸をつけてもらったのですが…。
「海に届いてないね」(えっ?!)
「うん、この竿じゃ無理だね」(えぇぇぇぇーーーー!)
ということで…。寂しげな釣竿を横目に、優しい優しいKさんとSっちくんが貸してくれた釣竿で釣ることに。
ごめんね…マイ竿!
気を取り直して、釣ってみよう!
餌をカゴにつめて、そのカゴの餌を水中に撒き散らして、寄ってきた魚が餌と間違ってパクっと針を食べたところを狙う『サビキ』という方法で初釣りにチャレンジ。
KさんとSっちくんが餌を詰めてくれたり、針に餌つけてくれたり…。
初めての釣りは絶対にベテランと行くべきと感じた瞬間でした。
教えてもらいながら少しずつコツがわかってきました。
魚の気持ちになって餌を散らすことも意識したり。
初めての釣りは絶対にベテランと行くべきと感じた瞬間その2でした。
私が釣れる。
初めての釣りということで、普段通りの服装で挑んだ私たち。
そう、それだけ大分ではサクッと釣りができちゃうんです。
なにせ一緒にいった彼女はハイヒール…!
(うっかり海に落っこちちゃうといけないので、マネしないでね!)
私はというと日焼け対策にシャツを羽織り、首にストールを巻いていったのですが…。
風にはためいてどちらも針がひっかかり、自分が釣れる始末。
その度に、針をとってもらうということになるので、風になびかない服装を強くおすすめします!
魚は釣れない…。
てんやわんやで気がつけば2時間がたっていましたが、釣れる気配なし!
お昼まではやってみようということでそのまま続行!
あと2時間あればきっと釣れるはず…。
どうやら、先に始めていた周りの皆さんもほとんど釣れていない模様。
通りすがりのおいちゃんは、「今は魚がはいってねーけん、夕方またくるわぁ」といって立ち去っていきました。
魚も朝(夜明け)はお腹がすいているけど、その時間を逃すと釣りにくいんだとか…!
人間と一緒なんですね…。
釣れなくても釣りは楽しい。
釣れなくても、ぼーっと海を眺めるのもなんだか心地よくって、おしゃべりもいつもより弾む気が。お腹がすいたらお菓子食べて、お茶のんで…。
海辺では何しててもどこか特別♡
1メートルはありそうな巨大なくらげにビックリしたり、魚の群れが通ったら釣れるんじゃないかとワクワクしたり。
そんなこんなで…あっという間に12:30!
あれ、ホントになーんにも釣れていない。
これを、釣り用語でボウズというのですね!
(ボウズ:釣りで魚が一匹も釣れないこと。地域によっては、オデコともいう。由来は諸説あり。)
釣って帰る気満々で購入した氷も、クーラーボックスも使うことのないまま…。
こんどは佐賀関にいってみよう。
残念ではあったけど「釣れなくてつまんない」ってことがないのにビックリ。
むしろ今度こそー!と、早くも釣りにいきたい衝動と、アイテムを揃えたい衝動にかられています。
でも、やっぱりせっかくなら食べたい釣りたいところ。
ということで、次回は魚たちが腹ペコの時間帯を狙っていこうと思います!
万が一に備えて、魚が釣れなくても貝が獲れるらしい佐賀関に行こうと心に決めた釣りデビューでした。
Kさんがつった魚をさも自分が釣れたかのように撮影させてもらいました。
- 釣具の山下
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〒874-0903 大分市青崎2丁目1番37号(40m沿い)
TEL:097-521-1155
HP:http://turiguyamasita.junglekouen.com/
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- 門 まりこ記事一覧
大分生まれ大分育ち。2年間福岡で生活するも、そそくさと大分へカムバック。からあげが美味しい、お刺身がおいしい、食べ物がなんでも美味しい大分が大好き。故にオトナになった今もすくすくと成長中。(明太子が美味しい福岡も大好き。)