おおいたではたらく
2023年10月13日
生まれ育った大分でものづくりのプロを目指す
株式会社佐々木精工若手社員
高い技術力を誇り、一貫した体制でオーダーメイドの部品や装置を製作する、豊後高田市の株式会社佐々木精工。今回は電気設計グループに所属し、日々新しいことを学びながら挑戦を続ける、前向きで頑張り屋さんの先輩にお話をお伺いしました!
お邪魔したのは、こちら!!
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株式会社佐々木精工
https://favoita.com/companies/779
1985年設立。半導体・ロボット関連部品・自動車関連部品・医療治具などをはじめ、部品加工・自動機設計製作を行う。2021年には「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定され、大分県豊後高田市から国内だけにとどまらず海外へ部品の輸出なども行っています。また、グループ会社には食品加工や娯楽施設があり、幅広い業界で活躍している企業です。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 藤井 航
- 所属部署
- 製造3課 電気設計グループ
- 入社年
- 2022年
- 出身地
- 大分県大分市
- 出身学部
- 九州産業大学 理工学部 電気工学科
今回お話を伺ったのは、入社2年目の藤井 航さん。
仕事のやりがいや嬉しかったことなど、働く人のいろんなリアルをたっぷり語っていただきました!
ちょっと遅めのスタートだったという就活で、“とある繋がり”を感じたエピソードにもご注目ください。
なくてはならない、責任感のある仕事
藤井さんは製造3課の電気設計グループに所属していて、佐々木精工の製造するロボットや機械の制御プログラムを作る業務を担当しているとのこと。
具体的にはどんな事をしているのでしょうか。
詳しく教えてください!
「これはほんの一例なんですけど、お客さまの要望に合わせて、まずは『機械設計』という別の部署が構造を作るんです。その構造をもとにして、ロボットや機械を動かすための制御プログラムを仕上げていくというのが主な業務です」。
工程全体の中でも要となる部署だということもあり、覚えることが多く、新しい案件が回ってくる度に頭をフル回転させながら業務をこなすそう。
ちなみに、藤井さんの仕事の覚え方は“ひたすら書くこと”だそうですよ。真面目で頑張り屋さんな性格がうかがえます!
自分の仕事に誇りを持って
佐々木精工では、案件が変わる度に新しいチームを作るそうですが、変わるのはメンバーだけでなく、プログラムに使うソフトも使ったことがないものになることがあるんだとか。
藤井さんの担当する案件でも、ソフトの使い方を一から学ぶという機会も多いそう。
それって、結構大変じゃないですか?
「そうですね。それに、プログラムにも正解があるわけではなくて、1つのものを最短で作り上げられるプログラムを組むということが大切なんです。それに加えて納期を守らないといけないというプレッシャーもありますが、作ったプログラムが上手く作動したときはすごくやりがいを感じますね」。
仕事でやりがいを感じられる経験って、自信にもなりますよね。
お客さまと直接やり取りする機会はありますか?
「基本的には、部品を組み立ててプログラムを入れてそのまま出荷することが多いですが、たまに移動中にシステムの誤差が出ないよう、現地でプログラムを入れることがあります。そこで動作確認をして、お客さまとお話ししたときに、『ありがとう、助かったよ』と言ってもらえると嬉しいですね」。
実際に現地へ行くこともあるんですね!
「はい、お客さまから直接『ありがとう』と言ってもらえると、自分の仕事に誇りが持てます」と藤井さん。
やっぱり直接、お客さまの声が聞けるというのは嬉しいことですね。
大分で働きたい、でもどうすれば?
そんな藤井さんが、佐々木精工と出会うきっかけになったのはカテテでおなじみ、福岡天神にある就職支援施設「dot.」だったそう。
左から:製造部次長の大塚さん、藤井さん、畝社長
「実は、就活をスタートしたのが大学3年の3月頃だったので、同級生よりもかなり遅かったんです。卒業後は大分で働きたいという思いはあったんですが、正直何からすればいいのか迷っていて、というか全然分からなくて。悩んでいたとき、福岡の大学に通っていたこともあってdot.へ相談しに行ったんです。そこで大分で開催される企業とのマッチングイベントを紹介してもらいました」。
紹介されたマッチングイベントに参加した藤井さんは佐々木精工に出会い、説明を聞いているうちに“ここで働きたい”と思ったそうです。
「実際に働いてみても、入社前に感じていたイメージのとおりで働きやすい会社だなと感じています。事前に見学をすることもできたので、入社してからのギャップはありません」と話してくれました。
藤井さんは卒業したら大分で働きたいと思っていたとのことですが、その理由を教えてください。
「僕は地元が大分市なんですけど、やっぱり生まれ育った大分の方が友達が多くいるのと実家があるからですね。今は豊後高田市に住んでいますが、大分市まではドライブ感覚で帰ることもできるし、豊後高田市もとても住みやすい。快適に暮らしています」と、藤井さん。
大分を愛し、日々新しいことに挑戦し続ける藤井さんをこれからも応援しています。
就活中のみなさんへ
インターンシップや説明会などで、まずはいろんな業界を知ることが大切だと思います。
何も知らない状態だと、入ってきた情報に対して「これしかない!」と思いがちですが、いろんな情報を知っている中だと「あれ、やっぱり違うかも…?」ということがあるかもしれません。
いろんなサイトを見るのもそうですし、先輩や周りの大人に聞いたりして情報を得るのも就活のひとつだと、僕は思っています。とにかく情報収集をたくさんして、その中から絞っていけば自分に合う企業に出会えるはずです。
就活、頑張ってください!
- 企業データ
株式会社佐々木精工
WRITER
- 日名子 真衣記事一覧
猫とパンを愛してやまないママライター。食べ歩きと写真を撮ることが趣味です!美味しいものを探して、相棒のカメラと一緒に大分県内を旅します。将来の夢は、縁側のある家で猫とのんびり暮らすこと。