おおいたではたらく
2019年06月14日
大分部品株式会社若手社員
毎日、私たちが当たり前のように乗っている自動車。どんどん便利になり、様々な機能が搭載されているのを実感します。そんな日々進化を遂げている自動車業界を支えているのが、ここ「大分部品株式会社」。自動車用低圧電線やあらゆる機能に対応したソフトウェアの設計や開発など、車に関わる多様な事業を展開しています。今日は“車を愛し、車と生きる”若き先輩にお話を伺いました!自分のやりたい事をまっすぐに突き進む、24歳の今までとこれからとは?
お邪魔したのは、こちら!!
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大分部品株式会社
1989年(平成元年)創業。親会社である「矢崎部品株式会社」の現地法人として設立。自動車部品関連を主軸とし、・部品組立事業・電線製造事業・電子機器開発事業・介護事業の4事業を展開しています。地域社会に密着した会社経営を念頭におき、地域の人々に信頼され親しまれ、また環境に優しい企業あるよう努力しています。常に車づくりの一端を担うべく、新しい技術や生産システム開発に挑戦し続けています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 江河 裕太
- 所属部署
- 電子開発室 ソフトウェア開発部
ソフトウェア設計課11設計係 - 入社年
- 2018年
- 出身地
- 大分県宇佐市
- 出身学部
- 大分大学教育福祉科学部
情報社会文化課程 情報教育コース
小さな頃から車好きで、ミニカーでばかり遊んでいたという江河さん。その想いは途絶える事なく、高校を卒業後は自動車整備の道へ進もうと決めていたと言います。
「でも、両親からは大学だけは行くようにと言われました。県外へ出るつもりはなかったのもありますが、決め手は自動車部でしたね(笑)」
江河さんは大分大学の教育福祉科学部に進路を決め、猛勉強の日々。人生の中で一番頑張った時間だと当時を振り返ります。
最大の目的は大学内にある「自動車部」でしたが(笑)でも、好きな車を目指して国立大学に行けるなんて、本当に立派です!
自動車部の魅力について聞いてみると、「大学対抗の大会があって、速さなどを競っていました。実はそれが今でも止められなくて(笑)休日はオフロードを走りに行きますね」。
話を聞けば聞くほど車一色の江河さんですが、本業である勉学の方もプログラミングの基礎や、教員免許の基本スキルをしっかりと学んだと言います。そしてアルバイトも塾の講師や自動車整備工場、ガソリンスタンドと自分の好きなことを活かしたもの。ここで人間関係など様々な経験を重ねました。
「あとは、お弁当屋さんでもバイトしましたね。食べることに困らないように(笑)」
全てにおいて効率良く歩む行動力、見習いたいものデス。
そんな江河さんがまず就職活動に選んだのは、県内で開かれた合同企業説明会。もちろん自動車関係に進むことだけは決めていましたが、具体的にどこを目指すべきか模索していたと言います。
「車関係という希望だけで動いてもいけないなと思って、まずは色んな企業を見てみようと思いました」。
そこで目に止まったのが、現在働く「大分部品株式会社」。
「仕事内容を聞いて、素直に面白そうだなと。地元にも車関係の企業が色々ある中で考えました。でもどうせなら、大好きな車をもっと快適にするソフトウェアの開発など、自分の名前を残せる仕事がしたいと思い決めました」。
実際にある部品などを扱うのではなく、まだこの世にない機能をゼロから開発していくという世界が江河さんにはとても魅力的に映ったと言います。それは車を知り尽くした彼だからこそ、生まれた感情だったのかもしれません。そんな就職活動において、一番苦戦したのは履歴書。文章を書くことが苦手でしたが悩んでいる暇はないと、大分市内にある「ジョブカフェおおいた」へ。自分のアピールポイントなど、たくさんの指導を受け無事、内定に繋がったと言います。
現在入社2年目の江河さんですが、1年間はプログラミングの基礎などをみっちり叩き込まれました。まだ分からないことも沢山あると言いますが、上司や先輩方との関係も良好。毎年行われるお花見や懇親会も、とても和気あいあいな雰囲気だと言います。
「仕事では何でも教えてもらいますし、プライベートでも一緒に遊びに行っていますね」。
そんな先輩たちの影響もあり、今の夢はズバリ結婚!24歳と若い江河さんですが、先輩たちの幸せな家族を見ていると早く自分もと思うのだそう。
「車一色の生活なので、自分の知らない世界を教えてくれるような人がいいですね」。
(ちなみに…大分女子のみなさん、江河さんは年上希望だそうですよ!(笑))
お花見の様子
就職を考えた時、県外に出ることも視野に入れたと言いますが、大学進学の時と同様に自分のやりたい事ができる環境を一番大切にしてきた江河さん。大好きな自動車に関われている今は、毎日が充実していると言います。これから先の自動車業界において、彼の名前が刻まれた何かに出会えることを楽しみにしたいと思います!そんな江河さんから最後にメッセージをもらいました。
「学生の頃に、できるだけ色んなアルバイトをしておいた方がいいと思います。いきなり社会に出ると理不尽に感じる事もあると思うので(笑)自分自身はアルバイトと趣味の車を通じて、年上の人と関わる事が多かったので言葉遣いも自然と身についていたのは有難かったですね。人間関係から学ぶ事もたくさんあるので、色んな経験をしておく事はとても大事だと思います」。
- 企業データ
大分部品株式会社
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!