“地味に働け、派手に遊べ” 人が育つ職場づくりを目指して

私たち南日本造船は、社名に“造船”とあるように一般商船を建造している会社です。
島国である日本を支えている貿易に際しては約99.6％を船が運んでいる中で、穀物や石油製品、自動車などあらゆるものを海上の輸送手段の一つとして運ぶ商船を作っています。
弊社は1974年の創業以来、造船技術を磨き続け、2018年には建造量日本一の「今治造船」グループの一員となりました。同年、大分市の大在工場へ本社を移転し、培ってきた技術と経験を礎に、経済性と使いやすさに優れた高付加価値船の建造に取り組んでいます。

社員は約150名。協力会社を含めますと全体で800名になりますが、私たちが大切にしていることは「地味に働け、派手に遊べ」という働き方です。この言葉には毎日の生活の中で、仕事だけに偏らずにオンとオフをしっかり作ってほしいという想いがあります。仕事は真面目に黙々と、終わった後はしっかり自分の時間を持ち、趣味や家族、友人との充実した時間を過ごしてほしいと思っています。それがいい仕事に繋がると信じていますし、そこから働き方や福利厚生を見直すことができるので、その結果“人が育つ職場”に進化するのではないでしょうか。

チームワークを育み、大分から世界へ羽ばたく船を造り続ける

私たちの仕事は巨大な船を作り上げていくことなので、当然ながらチームワークが必要です。設計や製造、検査や管理などたくさんのプロの手が関わり、それぞれが緻密に噛み合わなければ完成には至りません。現場では、まだまだ自動化でできることは少なく体力勝負な業務も多いですし、天候にも左右される仕事なので大変ですが、造船業はやりがいしかない仕事だと胸を張って言えます。私は入社して27年が経ちますが、完成した船が出航するときはいつも手を振りながら目頭が熱くなります。

今後も手掛ける船の品質を上げながら更なる増産を目指し、グループの指針に沿って私たちも成長していけたらと感じています。この会社に縁あって働いてくれている社員みんながハッピーになれるように、グレードの高いものづくりをしていきたいと思っています。

次世代の輸送システムは、より安全で地球環境に優しいことが大前提としてある中で、私たちも更なる世界の経済発展に貢献すべく、“大分から世界へ”という思いを船造りに込めながら、造船の新しい可能性に日々挑戦して参ります。

求める人材像

これは個人的な思いですが、学校の成績が優秀な人は当然ですが、サークルや部活動、もっと言えば遊びやアルバイトをやり遂げた人、何かに特化した個性豊かな方も魅力的だと感じています。誤解のないように説明すると、その特化したものが勉強であっても良いんです。とにかく何かひとつでも頑張り、やり遂げた方というのはコミュニケーション能力が高いのではないでしょうか。私たちの仕事もそうですが、色々な人と話しながら、助け合いながら動くことで大きな何かは生まれます。造船業は専門的なイメージの強い仕事ですが、知識は入社後に学べますので少しでも興味のある方はぜひ一度話を聞きに来てください。何かひとつキラリと光る個性を持ち、チームワークを大事に働ける方との出会いを楽しみにしています！

学生さんへのメッセージ

私自身の経験から、学生時代にもっと色んな場所へ旅行に行っておけばよかったなと思っています。色々な世界を見て視野、見聞を広げておく時間は、社会人になるとなかなか難しいものです。学生の時にしかできないことは沢山ありますので、今の間に様々なことを経験してほしいと思います。造船業は大変なイメージを持つ方も多いと思いますが、弊社のSNSでは色々な発信をしていますので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。