おおいたではたらく
2019年07月12日
株式会社 城島高原オペレーションズ若手社員
阿蘇くじゅう国立公園内に位置する大自然に囲まれたリゾート施設。90万坪もの広大な敷地に、日本初の木製ジェットコースター「ジュピター」がシンボルの「城島高原パーク」をはじめ、天然温泉が楽しめるホテル、ゴルフクラブの3つの施設を有し、年間約50万人もの観光客が訪れる県内屈指のレジャー施設です。「城島高原パーク」のチケットゲートで、お客さまのお出迎えを担当しているのが髙橋さん。スムーズに入場してもらうために日々奮闘する先輩を訪ねてきました。
お邪魔したのは、こちら!!
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株式会社 城島高原オペレーションズ
https://favoita.com/companies/314
1965年、綿羊牧場として開発された城島高原にホテルを開業。1967年にパーク、1973年にはゴルフクラブが誕生し、現在は約90万坪もの敷地で3つの事業を展開しています。創業以来多くの株主・資本が変遷し、今の「城島高原オペレーションズ」に改称されたのは7年前。以来、阿蘇くじゅう国立公園内の大自然の中に位置するテーマパークとして多くの人に親しまれています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 髙橋 里沙
- 所属部署
- 城島高原パーク チケットゲート
- 入社年
- 2014年
- 出身地
- 大分県臼杵市
- 出身学部
- 島根大学 法文学部
一歩足を踏み入れると、ワクワクにドキドキ、心踊る瞬間が満載のテーマパーク。今回はたくさんの方の笑顔を作るために働く先輩を訪ねました。
小学生時代はバレー、中学校時代はソフトテニスとスポーツに打ち込んでいた髙橋さん。高校からは先輩からの熱心な誘いを受け、箏曲部に入部しました。入学した高校が全国大会の常連校だったこともあり、日々厳しい練習に励んでいた髙橋さんは卒業しても琴を続けたいと箏曲部があること、また子どもの頃から好きだった歴史が勉強できることを条件に大学を選択。部活では部長を務めるなど、忙しい学生時代を送っていたそうです。
就職活動について聞くと、「大学で考古学を勉強していたので、博物館や県の文化財関係のところに就職というのも考えたんですけど、どうしても地元に帰りたいという気持ちがあった」という髙橋さんは、「地元に貢献できる企業で働きたい」と県内の合同企業説明会に参加。2014年に、子どもの頃に家族でよく遊びに来ていたという「城島高原オペレーションズ」に入社しました。
「子どもの頃『ウェーブスウィンガー』という空中ブランコに、兄から『怖くないよ』と言われて乗ったら、とても怖かったというエピソードを作文にして学級内で紹介されたこともあるんです(笑)。思い出の場所ですね」。
入社してから1年間はホテル、パーク、ゴルフといろんな部署をローテーションで回りながら経験を積むそうですが、現在27歳、入社して5年を迎える髙橋さんは、パークの数ある部署の中でもチケットゲートを担当しています。
「一年目はチケットの販売をしていたのですが、今は全体を見て、逐一支配人・副支配人と連携を取りながら人員配置の指揮をとっています。例えば第一駐車場が満車になれば他の駐車場を案内するために人員を配置したり、違うゲートの準備をしたり。お客様がスムーズに入場できるように指示を出すのが、私の仕事です」。
チケットゲートといえば、一番最初にお客さまを迎えて、そして一番最後にお見送りをする場所。それ故に大変なこともあるそうですが、やりがいは人一倍。
「お客様の生の声を一番多く聞く場所なので、園内で何か嫌なことがあったときは出口でご意見をもらうことがありますし、辛い思いをしたこともあります。でも一日遊園地で楽しく過ごしてもらおうという気持ちで取り組んでいるので、お見送りをしているときに『楽しかった』とか『また来るね』とか言ってもらえたときはとても嬉しいですね。今は社員と一緒にどうやったらホスピタリティがよくなるかを考えて、システムやサービスを色々と試しています」。
今後の目標について伺うと、
「チームリーダーとして、チケットゲートを少しでもよくしていきたいと思っています。また今は自分にしかできない仕事があるんですけど、私が休んだりした場合にはそこがストップしてしまう。それをこれから後輩たちに伝えていきながら、今以上にホスピタリティが充実できるよう、下の子たちを育てていきたいですね」。
今は敷地内にある社員寮で暮らしている髙橋さん。寮には同世代の社員が多いそうで、仕事終わりや休みの日は同僚とともにご飯を食べに行ったり、寮の温泉でリフレッシュしたり。楽しい時間を過ごしているのだそう。充実した日々を感じさせる、とっても素敵な笑顔が印象的でした。
- 企業データ
株式会社 城島高原オペレーションズ
WRITER
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大分市出身。見たがり・聞きたがり・知りたがりの“たがり”精神で活動する、好奇心旺盛なライター&宅地建物取引士。不動産会社、出版社に勤めたのち、竹田市地域おこし協力隊として移住者支援を担当。久住の山々と星空が好き。だけど関あじはもっと好き。