おおいたではたらく
2017年06月30日
エスティケイテクノロジー株式会社若手社員
高校を卒業後、大学へ進学した時、親友の一人は就職しました。真っ赤なスポーツカー(時代を感じる)に乗り、流行の服やスニーカーを身にまとう彼から感じたのは『社会人の余裕』。羨ましい!!素直にそう思ったものです。私が社会に出る前に、彼は家庭を持ち、マイホームまで…。コールドゲームで負けたような気分を味わいました。その彼が働いていたのが、今回うかがったエスティケイテクノロジー株式会社さんでした。
お邪魔したのは、こちら!!
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エスティケイテクノロジー株式会社
https://favoita.com/companies/65
システム開発、装置開発、メカトロニクス、テストハウスなどの半導体関連事業を中心に、幅広い分野で事業を展開しているエスティケイテクノロジー株式会社。九州は大分という地方にあっても、最先端技術やニーズが求められる半導体事業で世界と渡り合っています。会社のキーワードは『イノベーションと進化』。めまぐるしく変化する半導体業界のなかで、常に顧客の要望に応えられるよう、会社全体で日進月歩への努力を怠らない姿勢を感じさせられました。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 濱﨑 元直(26歳)
- 所属部署
- 企画管理部 人事課
- 入社年
- 2016年4月
- 出身地
- 大分県大分市
- 出身学科
- 筑波大学大学院 人間総合化学研究科
「大学で学んでいたのは体育専門学群でした」と濱﨑さん…体育専門学群?とても気になります。体育会系?それがなぜ半導体業界へ?
「水泳をやっていて…」なるほど、それでスポーツ推薦的な…「いえ、選手としては大したこと無くて。練習もちゃんとやっていましたが、それでも良い成績が出せなかったのは何故か? それを学びたかったんです」という濱﨑さん。運動力学や生理学を勉強していたそうです。当時を振り返り濱﨑さんは「研究していた内容からすると、文系理系両方の側面を学べたと思います」。そうしたカリキュラムの特性上、教員免許を取得する同級生も多く、濱﨑さんも取得。教職に進む生徒も多かったそうです。その他の方は食品メーカーなどへ。濱﨑さんは大学院へ進みました。「院から博士課程に進み半年ほど経った頃、就職活動を始めました。専門性を活かせる製薬会社や食品などのメーカーを中心に受けていましたが、途中から自分の中にある専門性の枠を外して考えたところ、やっぱりUターンして、大分で働きたいという想いが強くなってきました」という濱﨑さんは、地元大分での就職活動を本格化。
小学校から仲の良い友人が働いているということもあり、エスティケイテクノロジー株式会社に興味を持ったそうです。「調べてみたら自社ブランドもあり、ヘルスケア事業もある。メーカーには強さや伸びしろを感じるんです。採用の時期が過ぎていましたが、ダメ元でHPからメールで問い合わせてみました」。その積極性もあり、内定を勝ち取った濱﨑さん。「希望部署は特にありませんでした。色んな分野を経験して、色んな専門性を学びたかった」という貪欲な姿勢も企業側にとっては嬉しい部分。入社後は研修で各部署を周り、その後、装置開発の部署で組み立てを行ったそうです。「プラスかマイナスかも分からないような素人で、迷惑もかけてしまいましたが1から装置を作ることを学べ、とても勉強になりました」。
入社から半年が過ぎた10月に人事課へ配属。各部署を経験したことがとても役に立っているそうです。「説明会などで学生と話をする時に、自分が実際に現場で働いたからこそ、リアルな仕事内容を説明することができます。説得力があると思っています」と、入社1年目とは思えないほどの貫禄を感じますが「実際は、いっぱいいっぱいです(笑)採用活動も大切な仕事ですが、他にも労務管理や保険の手続き、給与に関する仕事などなど、まだまだ覚えることがたくさんあって、反省と後悔の日々です(笑)」。それでも、濱﨑さんは「仕事でのストレスはない」と言い切ります。「職場の雰囲気や先輩、上司との関係も良好ですし、福利厚生で会社のゴルフ練習場は無料ですしね」。確かに、取材時、役員の方々と濱﨑さんとの距離感は非常に近いと感じました。「CSR(企業の社会的責任)に非常に力を入れていて、手前味噌ですが、良い会社だって胸を張ることができます」と自信をみなぎらせていました。
「積極性やオリジナリティは大切だと思います。例え、留年や浪人したとしても、その理由や未来に繋がるものであれば卑屈になる必要もないですし、どんどん積極的にアピールすることが大切だと思います」と悩み多き就活生への濱﨑さんからのエール。自らの力で将来を切り拓いていく積極性が何よりも大事。自身の経験を踏まえ、今も就活生と接する仕事に就く濱﨑さんの言葉は、説得力があるのではないでしょうか。
- 企業データ
エスティケイテクノロジー株式会社
- プロモーション動画
WRITER
- 嶋山 哲史記事一覧
上京する仲間を見送り、彼らより充実した仕事、暮らしをココ(大分)で叶えると誓った20代。寝る間も惜しんで働き、遊んだ20代。下積み活きてきた30代。あっという間に40代。一所懸命生きていると自ずと自分の道が見えてくる…? しんけん働こう。