
おおいたではたらく
2025年08月29日
伝統と歴史をつなぎ、唯一無二のものづくりを伝え続ける
株式会社太田旗店代表取締役社長
-
- 業種
- 染色技術を活かした製品の製造、商品企画、開発、デザイン、販売業など。
慶応2年(1866年)に創業。旗やはっぴ、のれんなどの企画から販売までを手がけています。伝統的な染色技法を継承しながらも、時代に合わせた最新の染色技術も取り入れ、染色はもちろん企画からデザイン、縫製や販売まで自社一貫体制でものづくりに取り組んでいます。2026年には創業160年を迎え、伝統と革新を融合させた唯一無二の製品づくりを、さらに追求していく方針です。
代表取締役社長インタビュー
-
- 企業名
- 株式会社太田旗店
- お名前
- 太田 匡彦(オオタ マサヒコ)
- 役職
- 代表取締役社長
昔ながらの染色技法を武器に
私たち太田旗店は慶応2年(1866年)に創業し、2026年に創業160年を迎えます。
創業時から大漁旗やのれん、神社のぼりなどを製造してきたいわゆる染色工場になります。染色の世界というのは時代と共に変化していますが、私たちは昔ながらの
社名から「旗」だけを作っている印象が強いかと思いますが、弊社では

創業から今まで、長きに渡り会社を続けられた理由を思いますと、まずは社員一人ひとりの頑張りにあると感じています。企業理念である「三社総繁栄」の三社とは社会・会社・社員を指しますが、まずは社員が働いて良かったと感じられるように。そして、社会にとっても私たちの存在があって良かったと感じてもらえるように、会社もこの先ずっと継続していけるようにという想いがあります。これからもこの三社がバランスを取りながら、繁栄していかなければいけないと思っています。
ここにしかない世界にひとつのオリジナルを!
弊社の特徴としましては、まず商品のデザインから染色、裁断、縫製までの“一貫生産”があげられます。染色で有名な京都では、各工程ごとに分業制でものづくりをします。染色の世界ではその影響もあり、国内のほとんどの染色工場も分業制となっている所が多いですが、弊社の創業は大分。元々の商圏が小さいこともあり、当時から全ての工程を自社で一貫して行なってまいりました。全てを自社で行うことで、工程ごとの担当者たちが密にコミュニケーションを取ることが出来るため、他社では難しい染色なども手がけることができます。また、昔ながらの刷毛染から最新のインクジェットなど様々な染色方法を持っていることで、お客様の多様な要望に合わせ、ワンストップで最適な提案をすることが可能です。弊社の製品はほとんどがオリジナル商品です。例えばお祭りでもその街の名前を入れたり、企業名を入れたりとお客様にとって唯一無二の商品を手掛けていることは、弊社の大きな強みだと感じています。

魅力ある会社づくりを未来へ
様々なオリジナル商品を請け負うことで、社員からは毎日同じ仕事をすることがなく飽きることがないという言葉をよく耳にします。また1日が過ぎるのが早いという声も多いのは、弊社で働く魅力のひとつなのではないでしょうか。イベントなどで使用する商品も多いため、自分たちが手掛けたものを実際に使用する人、場所を目にすることが出来るのも社員たちにとって非常に喜ばしく、誇らしいことだと感じています。また日本の伝統文化に関わる仕事も多いため、伝統的なものづくりを継承していくことの大切さを感じる毎日です。日本の未来へつながる役割を担う仕事ということは、働く上での大きな魅力だと自負しております。
今後も、日本の染色といえば大分、そして「太田旗店」だと思ってもらえるよう真摯に取り組んでいきたいと思っています。染色の魅力を伝えられるよう、深く学び事業を広げながら、働く社員たちがここに勤めて良かったという会社づくりを続けていきたいと思います。私たちは地域社会への貢献、会社の繁栄、社員個々の幸せを求めながら、未来へ向かって走り続けたいと思っています。

求める人材像
仕事は1人でできるものではありません。みんなで協力し合いながらできるものなので、自分の意見は持ちながらも人の話をしっかり聞き、その上で前に進める人を求めています。
学生さんへのメッセージ
個人的なことになりますが、何事も後悔しない生き方をしてほしいと感じています。自分のやりたいこと、興味のあることに素直に、真っ直ぐに取り組んで下さい。今という時間を大切に、今しかない学生時間を大いに楽しんでほしいと思っています。
- 企業データ
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!