
おおいたではたらく
2025年09月12日
ものづくりを追求し、HOYOの名を世界へ
豊洋精工株式会社代表取締役
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- 業種
- 製造業(自動車・カメラ部品、基板実装品など)
https://oita-jobpark.jp/companies/371
1977年創業。射出成形をコア技術として、製品設計から金型製作・成形、表面加飾、組立までを一貫して行っています。国内4工場、中国2工場の生産体制を確立し、自動車部品やデジタルカメラ部品および基板実装品を国内のメーカーに提供。常に新しい加工方法のトライアルを行ってプラスチックの可能性を追求し、世界のモノづくりに貢献しています。
代表取締役インタビュー
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- 企業名
- 豊洋精工株式会社
- お名前
- 清原 昌巳(キヨハラ マサミ)
- 役職
- 代表取締役
“ピンチはチャンス“どんな時代も挑戦を続ける
弊社の始まりは1977年。自動車用ハーネスのアッセンブリーメーカーとして設立して以来、お客様の信用にお応えできる製品づくりを続けてまいりました。現在、正社員は330名ほど。グループ全体ですと1,100名以上が在籍し、射出成形をコア技術として、製品設計から金型製作・成形、表面加飾、組立までを一貫して行う製造メーカーとなりました。また国内に4工場、中国にも2工場の生産体制を確立し、自動車部品やデジタルカメラ部品および基板実装品を国内や中国のメーカーに提供しています。
厳しい時代もありますが、私は常にその逆境に対しどう戦術を立てるかを考えます。どんな時でも、ピンチはチャンスだという強い意志を持ち、信じた道を貫いていくことが大切だと感じています。これからも常に新しい加工方法のトライアルを行ってプラスチックの可能性を追求し、世界のモノづくりに貢献していく企業であり続けたいと思っています。

地域に根付く活動を

また弊社では地域スポーツ活動や、地域貢献活動も積極的に行なっています。2003年に発足したHOYO FC(現・ヴェルスパ大分)は2013年にJFL日本フットボールリーグに昇格し、2020年には悲願でありましたJFL優勝という快挙を達成しました。多くの選手たちは工場や関連企業で勤務しながら活動しており、現在はJリーグへの昇格を目指して日々邁進しています。サッカーのみならず子どもたちのサッカー普及活動、地域の清掃活動やイベントにも参加し地域活性化に努めています。

年齢や性別、国籍も関係なく誰もが輝ける場所
弊社には若手社員のうちから金型作成など、高費用の仕事を裁量を持ち任せられる基盤があり、自分の意思や考えを仕事に反映できる、風通しの良さがあると自負しております。だからこそ年齢関係なく自分のやる気を持って、色んなことにチャレンジしてほしいと思います。また現在、取り組みのひとつとして「褒め活」を推進しています。普段の業務だけではなく、自主的に行動している社員をしっかりと見つめて、スポットライトを当てES(従業員満足度)向上に繋げています。この活動を始めてから職場の雰囲気はガラリと変わりました。結果ではなくプロセスを大事に、陽のあたらない場所でもコツコツと誰かのために動く人を認める「褒め活」は、人と人の関係をつなぐ大切な活動であると言えます。私たち豊洋グループは、働く社員は皆仲間だという考えで採用や育成も行ないながら、国籍や性別も関係なく、グループ全体で向上していける企業を目指します。2030年にはインドやベトナムにも工場を持つという目標に向かって、永久の企業繁栄に向け成長を続けていきたいと思っています。

求める人材像
とにかく向上心のある方を求めています。弊社では、男女、国籍は関係なく働くみんなが仲間です。細かな作業が多い仕事ですが、みんなで高め合いながら豊洋の仲間として意識高く働ける人は大歓迎です。今後は女性活躍の場も広げていきたいと考えて動いていますので、女性の方も将来を考える選択肢のひとつとして、我々の取り組みも視野に入れてもらえたらと思っています。
学生さんへのメッセージ
学生のうちは勉強でも遊びでも、なんでも構いませんので何か一つでも極め、やり切ったという経験をしてほしいと思います。人から言われたことをするだけでなく、自分の意思を持って取り組む経験は、社会に出てからの自分の強さに変わります。好きなこと、興味のあること、何か一つでも誰にも負けないというものを持ってほしいと思います。
- 企業データ
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!
豊洋グループ経営理念
夢を追い 常に変化に挑む
人間集団であり続け、
永久の企業繁栄を目指す。