<?php the_title(); ?>

おおいたではたらく

2017年07月31日

株式会社 大分放送

  • 株式会社 大分放送
  • 業種
    情報・通信業

    私たちが、幼いころから親しんできたOBS大分放送は、昭和28年10月1日、ラジオ大分として誕生。その6年後の昭和34年、社屋を大分市の高松から現在の今津留に移転し、大分で初めてテレビ放送をスタート、社名も大分放送に変更され、今年で65周年を迎えます。インターネットの普及や4K放送など民放業界は大きな変革期を迎えています。地元ラジオ・テレビ兼営局としての使命とは?地方局だからこそできる放送とは?そして地方局が生き残る道は?

社長インタビュー

  • 株式会社 大分放送
  • 企業名
    株式会社 大分放送
    お名前
    永田 悠三郎(ナガタ ユウザブロウ)
    役職
    代表取締役社長

私がOBSに入社したのは昭和44年ですから、半世紀近くになりますね。営業職の方が長いですが、テレビ制作も10年ばかり経験しました。その経験から申しますと、社員に一度は、報道や制作といった現場を経験してほしいと思っています。どんな仕事も同じだと思いますが、取材などで大変な思いをしたり、苦労した仕事の方が懐かしく楽しかったと思うのが不思議です。私の心に強く残る番組は、国東天台宗僧侶の修業を1週間同行取材した番組「峯入り」と、銛(もり)を投げてカジキを獲る臼杵の突きん棒漁を取材した「黒潮の狩人」です。漁場の三陸海岸まで漁船に乗り込んだものの、ひどい船酔いでの長期取材でした。それだけに、「やった」という映像が撮れた時は、喜びがこみ上げてきます。番組づくりをしてよかったと思う瞬間です。現場は毎日がゼロからのスタートで、毎日新しいことに触れ、毎日新たな出会いもあり、変化に富んだ毎日です。

デジタル化時代に入り、多メディア、多チャンネル化、タイムシフト視聴(録画)など視聴傾向も大きく変わってきましたし、視聴率競争も随分激しくなりました。さらにネット社会で若年層がテレビ離れしているのも事実で、これがテレビ業界の課題です。とりわけ地方局は今後どのようにあるべきか。 テレビ・ラジオを通じて、地域の事件・事故などのニュースをはじめ自然災害情報を、いち早く、正確に報道する。そのことで県民の命と財産を守る。それが最も重要な使命です。そして、今迄見逃してきた大分の文化や魅力、埋もれている資産を掘り起こし、地上波は言うまでもなく、ネットをはじめとした通信を活用し国内外へ情報発信する。それが今後の地方局の在り方だと考えています。 だからこそ、より質の高い自社制作番組の開発と制作能力の向上を心掛けています。まだまだ大分の魅力はたくさんあるはずです。 弊社は『イブニングニュース』や『おはようナイスキャッチ』、『旬感!3ch』、『かぼすタイム』など年間700程の自社制作番組を放送しています。番組は当然コストがかかりますが、番組を作り続けなければ、地方局としてOBSの存在価値はないと思います。

株式会社 大分放送

時代が違うといえばそれまでですが、最近の若い社員を見ていると、「おとなしい」いわゆる「おりこうさん」が増えたという印象が強いです。良くも悪くもキャラクターが弱いですね。ひと昔前は失敗談をネタにして、よく人を笑わせたり、個性の強い若い社員が多かったですよ。街を歩き色々なことを目で覚え、早耳でよく街ネタを知っていたし、世の中の動きを肌で感じたものです。同じように自分で考え、自分の言葉で文章を書く人が少なくなった気がする。何事にも便利なネットで調べただけの血が通っていない文章や話では、自分の思いや考えは人には伝わらないと思います。

毎年、入社式で話をしていることですが、社会人、大分放送社員として守ってもらいたいことが3つあります。ひとつは、挨拶。挨拶は、いつでもどこでもできて、相手はあなたに好感を持つ。そしてお金がかからない。良いことずくめです。次は時間厳守。学生の時とは違い、「ごめんなさい」では済まされません。放送は秒単位で進行します。1秒でもアナウンサーがスタジオに入る(インスタ)のが遅れれば放送事故ですから。そして、最後は整理整頓です。必要なものをすぐに取り出せる、不要な物を捨てる。どれも当たり前のことですよね。こんな基本的なことができておらず、「自分は大きな仕事をするために入社した」と思っている人は、小さな仕事を馬鹿にする。そんな人は大きな仕事もできない。どんな仕事も誠実に基礎から学んでほしいと思います。

地元大分に帰ろうか、どうしようか悩んでいる学生さんは、就職などと深く考えず、一度、他県出身の友人を連れ立って大分に遊びに来てください。きっとその友達は、あなたの気が付かなかった大分の魅力をしっかりと感じ、話してくれたり、教えてくれると思います。そしてもう一度、故郷おおいたを見つめてほしいです。故郷はいつでも若い君達をやさしく迎えてくれる筈です。我社は、キー局のような華やかさはありませんが、自由闊達な働き甲斐のある会社だと思っています。

先輩インタビューはこちら

企業データ

株式会社 大分放送

〒870-8620
大分県大分市今津留3-1-1
TEL:097-558-1111
HP http://www.e-obs.com/

WRITER

  • 嶋山 哲史
  • 嶋山 哲史
  • FacebookFacebook
  • LINEで送る

PageTop