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おおいたのせんぱい

2018年01月19日

社会福祉法人 庄内厚生館

私たちも少しずつ大人になり、介護問題や少子高齢化など福祉に関する問題が身近なものになってきます。色々な不安は尽きませんが、私たちがより良い生活を送れるよう、常に地域の想いに耳を傾けることを心掛ける「庄内厚生館」。そこには利用者さんのために頑張るひとりの“せんぱい”の姿がありました。コーナー初の青空インタビューの中、意外な経緯でこの道を歩く24歳の素顔に迫りました。

お邪魔したのは、こちら!!

  • 社会福祉法人 庄内厚生館
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    1946年に設立し、2016年には70周年を迎えた「庄内厚生館」。子どもの保育、高齢者の介護、生活困窮者への支援など社会福祉事業全般を行っています。現在、社員数は約170名。17の施設を経営し、今後は児童養護施設の地域小規模施設と、障がい者が地域で生活するグループホームを増設予定です。

お話を伺ったのはこちらの方。

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  • お名前
    新谷 真希
    所属部署
    多機能型事業所 希望の家
    (就労継続支援A型・B型)
    入社年
    2016年4月
    出身地
    大分県由布市湯布院町
    出身学科
    九州看護福祉大学 看護福祉学部 社会福祉学科

ステキな笑顔で迎えてくれた新谷さん。明るくハキハキと私たちの質問にも応えてくれる姿に、さすが福祉の仕事に就く人は違うなあと思わされましたが、「実は、本当は事務職を希望していたんです(笑)」意外なお答えが…!その背景には一体何があったのでしょうか。

高校を卒業後、熊本にある九州看護福祉大学に進学した新谷さん。お姉さんが社会福祉士、お母さんも看護師ということもあり、福祉の世界に入りました。ですが、入学してみると自分の思っていた世界とは違っていたと言います。「社会福祉士は、制度や法律を学ぶものだと思っていました。でも実際は事務職にはない重みがあって。地域に赴いて、障がい者の方々と話して…と、人との関わりが重要になるという仕事と、希望する事務職とのギャップに苦しみました。」昔から人見知りな性格だったという新谷さん。ひと言に社会福祉士と言えど、ただ机の上で学ぶだけではない事、人と関わっていかなくては成立しない現実に驚き、一時は学校を辞めようとさえ思ったと言います。

社会福祉法人 庄内厚生館

そんな彼女の考えを変えたのは友達の存在でした。
「元々、社会福祉士を目指して入学してきた、という訳ではない友達も中にはいたんですね。希望の大学に行けなくて来たのに、それでも一生懸命頑張る友達の姿に“このままじゃいけない!”と刺激を受けましたね。」第一希望の選択ではないけど努力している友達の存在は、思い描いた道ではないと悩む新谷さんに大きな影響を与え、そこから再び福祉の勉強に真剣に取り組んだと言います。

社会福祉法人 庄内厚生館

そんな新谷さんは、就職活動時にも再び悩みました。「思い直して、福祉の勉強を4年間頑張りましたが、はたしてこれが一生の仕事なのかな…と。」
決して嫌いではない福祉の世界。でも、自分にとっての仕事となると迷いが生じたと言います。加えて普通の大学生の就職活動が始まる頃、福祉の学校では実習期間の真っ最中。ただでさえ遅れを取る福祉学科に在籍する中、将来をどの道へ進むかを迷っていた新谷さんの足は止まったまま。
「1度は東京へ行きたいという想いもあり、一社だけ東京の一般企業も受けました。でも、家族が大好きなので、やっぱり地元へ帰ろうという想いもあり、就職活動時は揺れ動きましたね。」悩んで迷って、新名さんが出した答えは地元・大分での就職でした。

社会福祉法人 庄内厚生館

その後、おおいた産業人財センターの担当者さんの薦めもあり「庄内厚生館」へ縁を結びました。現在は「希望の家」という、多機能型事業所で障がい者の方々に働く場を提供しています。それぞれに合った軽作業を教えながら、一般就労を目標に働く喜びを伝えたいと日々奮闘中の新谷さんですが、実は最初は高齢者希望で、障がい者施設への配属は自分自身への挑戦でした。でもその挑戦が自分自身を大きく変えたと言います。
「利用者さんはみんな素直で、働くことが大好き。何事にも一生懸命で、自立したい気持ちが強いですね。最初は不安だらけでしたが、みんなの働く姿勢も含めて、人としての学びはすごく大きいです。」

社会福祉法人 庄内厚生館

とはいえ、やっぱり大変な事も多くある福祉の世界。「感情の起伏が激しい方もいるので、大変な時もあります。でも、そういう方が落ち着いて働けるようになったりすると達成感でいっぱいになりますね。」色々な事があるけど、キツい時は大好きな“三代目JsoulBrothers”の写真を見て、精神回復するのだそう(笑)。「三代目は、私の生きる力です!笑。」その笑顔が今日も頑張るパワーになっています。最後に皆さんへメッセージをもらいました。
「私のように、自分の描いていた仕事と違う方向へ行く事もあると思いますが、実際やってみると色々な学びや喜びが沢山あります。やらず嫌いで考えを固めずに、まずは何でもチャレンジしてみて下さい!意外と大丈夫ですよ(笑)。」事務職を希望していた人生から思えば、全くちがう仕事に就いた新谷さん。でも、その経験が人見知りだった彼女を変えました。沢山の人たちに出会い、学びながら辿り着いたこの道は、誰より彼女らしい選択だったと言えるのではないでしょうか。

社長インタビューはこちら

企業データ

社会福祉法人 庄内厚生館

〒879-5406
大分県由布市庄内町西長宝1433-1
HP http://www.kouseikan.jp

WRITER

  • 塩月 なつみ
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